● 基本的立場と理念
地域政党「信州義民の会」(以下、本会と称す)は、国の政党とは一線を画し、国の政党の枠組みにとらわれない政治団体である。設立目的は「少子高齢化の到来とともに、自治体を取り巻く環境は年々厳しさを増すばかりである。そのような時代の中、行政の役割を見直し、地域の成長を支え、基礎自治体がその果実を住民のために配分する新たな地域経営モデルを実現する」ことである。
福祉、医療、教育、安心・安全等に係る住民サービスの向上こそが地方自治体の存在理由であるが、そのためには、他の地域との競争力の強化と成長こそが不可欠なのである。本会は「信州再生計画」を示し、信州の危機と潜在的可能性及び、新たな信州の枠組みを導き出す。また、政策に賛同する者により構成される政治団体である本会は、新たな行政(地方経営)を実現するための活動母体となる。
● 活動方針
本会は、基本的立場と理念及び政策に賛同する人々を結集し、信州再生の旗印を掲げ、次の活動内容に対し、スピード感をもって取り組んでいく。
● 活動内容
・本会としては、2021年10月に予定される安曇野市長選挙及び、安曇野市議会議員選挙において候補者を擁立し、また信州各域における選挙にて、候補者を擁立し政策を前進させる。
(信州各地域において勉強会や意見交換会等を実施し、候補者発掘を模索する)
・“中心都市の機能及び基盤強化が周辺自治体の発展を促す”という思考に立ち再度、自治体の再編(合併等含む基礎体制の強化)に取り組む。そして、特に中南信地域で停滞している交通網の整備並びに、信州唯一の空の玄関口である「信州まつもと空港」の機能強化と新規就航路線開設。及び“陸の空港”と成り得る、リニア中央新幹線中間駅整備を含む、リニア中央新幹線建設促進に取り組む。
・信州各地の風土等を尊重しながらも、連帯して問題解決にあたるため『ひとつの信州』に向け、様々な活動を展開する。
・信州の生活基盤(安心)に関わる事象は基礎自治体が、産業基盤(競争・成長)に関わる事象は広域自治体がサービスの提供主体になる。という、役割分担により『優しい基礎自治体』と『強い広域自治体』で、信州を再編する。
・信州の潜在的可能性を顕在化させ、成長戦略を策定する(『信州再生計画』)
・拠点都市においては、都市インフラ(道路、空港、鉄道、新交通システム等)を整備する。
・ポストコロナを見据え、従来の“受け身的な観光”から“攻めの観光地づくり”へ転換していく。
※『信州再生計画』は、【安曇野再生プラン】として、安曇野市における選挙において示しつつ、実現して往くものとする。
2021年2月18日策定